腰痛解消のツボと予防対策

腰痛は治療と併せて、より積極的な改善策として簡単な体操をすることをお勧めします。腰痛の予防&治療には、ふくらはぎや骨盤周辺の筋肉を柔軟にすることがポイントとなります。

まずはふくらはぎのストレッチですが、壁や柱を利用して両腕をまっすぐ前方に伸ばして壁に手のひらを付けて立ち、そのまま壁に近づいて肘を曲げます。更に右足のカカトを近づけて足の裏の上を壁にくけてください。膝は曲げずに伸ばした状態で息を吐き、身体を壁に近づけて約20秒間そのままの姿勢を維持します。反対側も同様に行ってください。

簡単ですがこれで膝の裏側やふくらはぎがストレッチングされます。骨盤周りの筋肉体操では、仰向けで寝る体制をとり、両手で右膝の少し下あたりを抱えられるように右股関節を曲げます。左足はまっすぐ伸ばしたままです。次にゆっくり息を吐きながら、両手で抱えている膝を更に胸の方へぐっと引き寄せて約20秒間その姿勢を維持します。左側も同様に行って1セット完了です。

身体が堅いうちはあまり無理をせず、徐々にしっかり曲げられるようにすればOKです。これらを約5分間毎日行えば、腰の状態も随分とよくなるはずです。

ちなみのオフィスでもできる手のツボ指圧があるので紹介しておきましょう。 手には腰腿点のツボが２ヵ所あるということで、それは手の甲側で、薬指と小指の間を手首の方へなぞると骨と骨が接合する部分があり、これが腰腿点のツボとなります。同様に人差し指と中指の間をなぞった接合点もツボです。ちょっと時間が空いた時に指圧するだけでOKですからぜひ試してみてください。